2017年3月29日(日)、大阪府和泉市の RC Maniax Arena において 「Wonder Products Battle Festival Round-4」 を開催いたしました。今回は、Reedy レース形式でストッククラス35名、オープンクラス33名の計68名のエントリーとなりました。

レース当日は朝7時のゲートオープンにも関わらず、皆さん遅れることなく会場入りされました。また遠方は関東、中京、関西、九州からの参加もあり、ピットは選手同士の交流で終始賑やかでした。

開会式の後は、各組6分の練習走行を行いました。大会前日の営業後に RC Maniax Arena のスタッフの皆さんによるコース変更が行われ、土曜日は全く違ったレイアウトになり、さらに周回も逆回りになるなど、全日本選手権宛らのイコールコンディションを用意していただきました。

このコース変更が各選手に大きな影響を与え、6分の練習走行での各自の時間の使い方が大きくレースに影響しました。また通常の予選とは違い Reedy レースは全て決勝レースとなるため、各選手の戦略が総合結果に大きく影響しました。

レースは、計5ラウンド行いその内4ラウンドが有効ポイントとなり競われました。捨てラウンドが1ラウンドしかなく、タイムではなく順位にてポイントが決まるため毎レース緊張感のあるレースとなりました。またレースのグリッドは、レース毎にランダムに自動システムで決まるために、組分けとグリッドの運も今回のレースに大きく影響する結果とになりました。

 

ストッククラス（13.5T モーター）：
優勝は、1ラウンド目は2位ゴールでしたが、その他の4ラウンド全て1位ゴールをし合計4ポイントで完全勝利をした荒木正和選手でした。ラップと安定感はストッククラスでは、抜き出てた存在でした。2位には、前田吉紀選手が入賞しました、前田選手は、1ラウンド目でリタイアに終わりいきなり崖っぷちに立たされましたが、その後のラウンドで3位、1位、1位、1位と安定した走りで確実に1位のポイントを重ねて合計6ポインとしました。3位には、前田選手と同ポイントの竹田勝選手が入賞しました。前田選手と竹田選手は同じポイントでしたが、前田選手の方が1位を3回取っているために、1位が2回だった竹田選手よりも総合順位を上とさせていただきました。今回合計6ポイントで3人が並ぶという混戦になりましたが、1位の獲得数と捨てラウンドの順位で結果が分かれました。（私 [小野寺] が、3ラウンド目でリタイヤしているために、捨てラウンドのポイントで4位という結果になりました！）

オープンクラス：
優勝は西尾柊志選手でした。全てのラウンドで1位を獲得した完全勝利となりました。もちろんグリッドはシステムでランダムに決まりますので、下位グリッドからのスタートもありましたが、物凄い追い上げで先行する車を抜き去り、1位フィニッシュをして会場を沸かせてくれました。2位には、西尾選手と激しい優勝争いをした通山茂雄選手が入賞しました。通山選手の合計ポイントも4と有効ラウンドは全て1位でしたが、捨てラウンドで4位があったために、西尾選手と同ポイントながら2位という結果となりました。しかしオープンクラスの激しいライバル争いの中、5ラウンド中4ラウンド1位を獲得した走りは、安定感と速さがあり西尾選手にプレッシャーを与え続けた存在でした。3位には、優勝候補として名前が上がっていた前田吉成選手が入賞しました。前田選手の速さもギャラリーを多く盛り上げましが、5ラウンド中2ラウンド優勝した西尾選手と同じ組になり激しいトップ争いを繰り広げ、2ラウンド共に2位ゴールとなり、合計5ポイントで3位となりました。

組分けが優勝争いに多いな影響を与える結果となりましたが、レースをより盛り上げるスパイスになったといえるのではないでしょうか。

レース後には表彰式に続いて大抽選会が行われ、Wonder Products 取扱製品、Rickside Design 様、RC Maniax 様からの協賛品が参加者全員に配られ、会場は大いに盛り上がりました。

今回のレースにご参加いただきました皆様、協賛いただきました Rickside Design 様、RC Maniax 様、そしてレース当日の運営をお手伝いくださいました Rickside Design 小谷様、RC Maniax 清水様、RC Maniax Arena スタッフの皆様、心から感謝申し上げます。

Wonder Products　小野寺 仁