2019年5月26日(日)、大阪府和泉市の RC Maniax Arena におきまして 「Wonder Products Battle Festival Round-6」 を開催いたしました。 約1年ぶりの Battle Festival でありましたが、今回も RC Maniax 様との共同開催とさせていただき、レース運営は RC Manix 様に委託する形となりました。 レースはReedyレース形式で、2WDスポーツストッククラス 26名、2WDオープンストッククラス 7名、2WDモディファイド 18名の計51名のエントリーとなりました。

今回、新たに追加されたオープンストッククラスは2WDで13.5Tモーターのレースとなり初の試みとなりました。

レース当日は朝7時のゲートオープンにも関わらず、皆さん遅れることなく会場入りされました。また遠方は関東、中京、関西、九州からの参加もあり、ピットは選手同士の交流で終始賑やかでした。

開会式の後は練習走行を5分2回で行いました。大会前日の営業後にSTAFF・ボランティアの方達と一緒にコース変更を実施し、土曜日のレイアウトからかなり変更されたコースになりました。また路面コンディションも良く、レース当日は終始ハイグリップな素晴らしい環境でした。

練習走行は、タイヤの選択を吟味する大切な時間となり各自のタイヤ選択が大きくレースに影響しました。また通常の予選とは違い、Reedyレースでは全て決勝レースとなるため、各選手の戦略と各ヒートの順位が総合結果に大きく影響しました。

レースは計5ラウンド行いその内4ラウンドが有効ポイントとなり競われました。捨てラウンドが1ラウンドしかなく、タイムではなく順位にてポイントが決まるため毎レース緊張感のあるレースとなりました。またレースのグリッドは、レース毎にランダムに自動システムで決まるため、組分けとグリッドの運も今回のレースに大きく影響する結果となりました。

各クラスとも毎レース盛り上がる展開となり、最終レースまで優勝者が分からない白熱したレースとなりました。

2WDスポーツストッククラス（17.5T）

優勝は三谷選手、2位は吉本選手となりました。1位と2位の二人は同ポイントでしたが、同ポイントの場合は捨てポイントでの優位差で順位が決まるため、捨てポイントが2位の三谷選手と、捨てポイントが3位の吉本選手は三谷選手が捨てポイント差で優勝となりました。最終ラウンドでは同じ組でレースをし接戦をしましたが、後方スタートの吉本選手がなかなか前に来れない中、序盤から抜き出た三谷選手が安定した走りで1位フィニッシュとなりました。

【2WDスポーツストッククラス（17.5T）リザルト】

2WDオープンストッククラス（13.5T）

こちらのクラスは、今回初めて採用された13.5Tクラスになります。やはり17.5Tクラスとはスピードが違うためレース展開は激しくなりました。また参加人数の関係で1組のみでしたので、毎レースの順位が大きくポイントに影響しました。そんな中、RC Maniax Arena の STAFF でもある東野選手と島袋選手との優勝争いとなりました。東野選手と高橋選手のみが2回1位を獲得し、二人の戦いになると思われましたが、最終ラウンドで島袋選手が1位を獲得し、高橋選手が6位という結果になり、島袋選手が2位でジャンプアップしました。

【2WDオープンストッククラス（13.5T）リザルト】

2WDモデファイドクラス

多くのRCエキスパート選手が参戦したレースとなり、かなりハイレベルな戦いとなりました。スタート順位が、ランダムに決まるため運も味方に付けなければいけないレースでした。そんな中、山崎選手が、1位、1位、1位、1位、と4ラウンド連続で1位を獲得して最終ラウンド前に優勝を決めました。しかし2位以降が混戦となり最終ラウンドも大いに盛り上がりました。三重から参戦の延原選手が TLR22 5.0DC で速さをみせ2回1位を獲得して2位に入賞しました。3位には同じく三重から参戦の黒谷選手が捨てポイント以外のレースで安定して上位ポイントを獲得して入賞しました。やはり捨てポイントが1ラウンドしかないレースでは、いかに安定したポイントを獲得するかが勝負の鍵となりました。またコースレイアウト上スタート直後に大きなバンクがあり、そこで各レース車が絡むアクシデントが起こるため、スタート順位よりスタート後のバンクをどれだけ上手にすり抜けるかがもう一つのレースのポイントとなりました。

【2WDモデファイドクラス リザルト】

レース後には表彰式に続いて大抽選会が行われ、Wonder Products 取扱製品、Rickside Design 様、RC Maniax 様からの協賛品が参加者全員に配られ、会場は大いに盛り上がりました。
今回のレースにご参加いただきました皆様、運営をして頂きました RC Maniax 様、 Rickside Design 小谷様、RC Maniax Arena スタッフの皆様、心から感謝申し上げます。
また次回皆様にお会い出来ることを楽しみにしています。

Wonder Products　小野寺 仁